2026/07/22

博多の街中にたたずむ和の癒し「楽水園」


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博多駅から徒歩十数分、オフィス街の一角にひっそりと佇む日本庭園「楽水園」。 博多塀に囲まれた門をくぐると、そこには都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな水辺の風景が広がります。 今回はそんな楽水園の歴史や見どころ、アクセス情報まで詳しくご紹介します。

博多商人の別荘がルーツ、楽水園の歴史

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楽水園がある場所は、明治三十九年に博多商人の下澤善右衛門親正が住吉別荘を建てた跡地です。 親正は父の尚正とともに親子二代にわたって福博の発展に貢献した人物として知られ、園の名前である「楽水」は親正の雅号に由来します。 戦後は旅館「楽水荘」として使われていましたが、平成七年に福岡市が池泉回遊式の日本庭園として整備し、現在の「楽水園」として生まれ変わりました。 庭園を囲む土塀は「博多塀」と呼ばれ、戦国時代に豊臣秀吉が博多復興を命じた際、焼け石や焼け瓦を活用して築かれた土塀を再現したものです。 今でいうリサイクル建材を用いた、博多町衆の復興への思いが込められた歴史ある意匠を間近で見ることができます。

楽水園の茶室で味わう一服のお抹茶

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楽水園の見どころは庭園だけではありません。 園内には親正の茶室を復元した「楽水庵」があり、茶庭を眺めながら本格的なお抹茶をいただける「茶室の一服」を体験できます。 午前と午後それぞれ数回の時間枠が設けられており、楽水園オリジナルの干菓子も付いてくるのがうれしいポイントです。 また月に二回、第二と第四金曜日には本格的な茶席「楽水園茶席」も開催されており、国内外の来園者に日本独自のお茶の美意識をじっくりと味わってもらう機会となっています。 庭園では季節ごとに移り変わる花々や木々が来園者を出迎え、梅雨時のアジサイやキンシバイ、初夏の新緑など、訪れるたびに異なる表情を楽しめるのも魅力です。

楽水園へのアクセス

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楽水園へは、JR博多駅博多口から徒歩約12分。 西鉄バスを利用する場合は「住吉」バス停から徒歩約7分、「TVQ前」バス停からは徒歩約2分とさらに便利です。 地下鉄七隈線をご利用の際は、櫛田神社前駅から徒歩約9分でも到着します。 お車でお越しの方には専用駐車場(普通車300円)も用意されており、電車でも車でも訪れやすい立地です。

まとめ

楽水園は、博多商人の別荘の歴史を受け継ぎながら、博多塀や茶室といった和の趣を今に伝える貴重な庭園です。 入園料はわずか百円と手軽ながら、都会の真ん中で静けさと四季の彩りに包まれるひとときを過ごせます。 博多観光の合間に、少し足を延ばして楽水園の日本庭園と茶の湯の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

施設情報
施設名楽水園
住所〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉2丁目10−7

2026年7月22日現在の情報です。

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