うどん・山笠の発祥地!承天寺の魅力に迫る

博多区博多駅前に位置する「承天寺(じょうてんじ)」は、1242年(鎌倉時代)に創建された臨済宗東福寺派の名刹です。うどんや山笠など、博多を代表する文化の発祥地として知られるこのお寺の魅力をたっぷりとご紹介します!
承天寺の歴史と開山のいきさつ

承天寺は、宋出身の貿易商・謝国明が施主となり、宋で6年間修行した聖一国師(円爾)を招いて開山した禅寺です。盛時には塔頭43寺を擁するほどの大寺として栄え、室町時代には天下十刹のひとつに数えられました。境内には鎌倉時代の釈迦三尊像や禅家六祖像、高麗時代の銅鐘など、国の重要文化財が今も大切に守られています。
承天寺は「発祥」尽くしのお寺!

承天寺の見どころのひとつが、境内に点在する「〇〇発祥之地」の石碑の数々です。聖一国師が宋から製粉技術とともに持ち帰った「うどん・そば・饅頭・羊羹」の製法を伝えた「饂飩蕎麦発祥之地碑」をはじめ、聖一国師が疫病退散の祈祷をしながら町を練り歩いたことが起源とされる「博多山笠発祥之地碑」も立ちます。さらに、聖一国師とともに宋に渡り、独自の工夫を加えて「博多織」を広めた満田弥三右衛門の記念碑も境内に残っており、博多文化のルーツを一度に辿れる贅沢なスポットです。
承天寺のシンボル・枯山水の庭園「洗濤庭」

境内の奥、方丈の前に広がる枯山水の庭園「洗濤庭」は、承天寺を代表する景観です。一面に敷き詰められた白石は玄界灘を、緑は中国大陸を表しているといわれ、見る者を静かに引き込む美しさがあります。通常は一般開放されていませんが、遠目から眺めることは可能です。毎年秋に開催される「博多旧市街ライトアップウォーク 千年煌夜」の時期にはライトアップが行われ、夜の石庭が幻想的な表情を見せてくれます。
承天寺へのアクセス
承天寺通りの入り口には、2014年に完成した「博多千年門」がシンボルとして立っており、こちらも格好のフォトスポットです。アクセスは地下鉄空港線「祇園駅」から徒歩約3〜5分、博多駅からは徒歩約10分。境内への入場は無料で、静かな雰囲気の中でゆっくり散策を楽しめます。
まとめ
承天寺は、うどん・山笠・博多織など博多を象徴する文化が数多く生まれた、歴史の宝庫ともいえるお寺です。国の重要文化財や美しい石庭、趣ある境内散策と、見どころが凝縮されています。博多駅からも気軽に立ち寄れるので、博多旧市街の街歩きにぜひ組み込んでみてはいかがでしょうか!
※ 2026年7月22日現在の情報です。
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