豊かな水を未来へ!水田オーナー制度を通じた企業の地域貢献

私たちが毎日当たり前のように飲んだり、料理に使ったりしている、美味しくて綺麗な水道水。
実は熊本エリアの水道水は、ほぼ100%が地下水でまかなわれている、全国的に見ても非常に珍しい恵まれた地域だということをご存知でしょうか。
しかし、その豊かな自然の恵みは、決して何もしなくても永遠に湧き出続けるものではありません。
今回は、そんな熊本の大切な宝である地下水を未来へ残していくために奮闘する地元企業の素敵な取り組みについて、ツキヌケ熊本編集部が詳しくご紹介します。
水田オーナー制度で守る!熊本が世界に誇る地下水の秘密

熊本の貴重な地下水を保全していくため、公益財団法人くまもと地下水財団が中心となって2013年から実施しているのが、水田オーナー制度です。
これは、地下水を生み出すエリアに水田を持つ生産者の方々と、オーナー協定を結んだ企業や団体、個人が協力し合って米作りを行うという非常に画期的な取り組みです。
実は水田には、降った雨水を地中にゆっくりと浸透させ、綺麗な地下水として蓄える「かん養」という極めて重要な機能が備わっています。
阿蘇市に本社を構え、自動車や電子機器の部品などを製造しているNOK九州株式会社は、製造過程でこの豊かな地下水の恩恵を受けていることから、恩返しの意味も込めて同制度へ積極的に参画しています。
2026年6月13日には、同社の社員とそのご家族あわせて41名が大津町真木地区に集まり、広大な水田2面を使って手作業での田植えを実施しました。
参加した社員からは、「泥に足を取られながらも、地下水保全に直接貢献できて嬉しい」「子どもと一緒に参加でき、毎年成長を感じられる恒例行事になっている」といった喜びの声が多く上がっています。
子どもたちにとっても、泥だらけになりながら大自然の中で農業に触れることは、教科書だけでは学べない生きた環境教育の場となっています。
収穫したお米は地域へ!水田オーナー制度が繋ぐ温かい支援の輪

初夏の日差しを浴びながらみんなで協力して植えた稲は、秋の収穫シーズンに向けて、これから豊かな水とともにすくすくと育っていきます。
この水田オーナー制度のさらに素晴らしいところは、単に環境を保護するだけでなく、自分たちの手で育てたお米が地域の支援に直接役立てられるという点にあります。
NOK九州では、秋に無事収穫されたお米を、熊本市内で活動するフードバンクや子ども食堂へと寄付する計画を立てています。
地域の自然環境を守りながら、同時に地元の子どもたちや食支援を必要としている方々の元へ、愛情たっぷりの美味しいお米を届けるという、心温まる支援のサイクルがしっかりと出来上がっているのです。
また、無事に米作りを終えた後の11月頃には、この活動によってどれだけの地下水が新しく育まれたかを示す「かん養量証明書」が財団からオーナーへ交付される仕組みになっています。
同社が昨年参加した際には、なんと約4,500トンもの地下水が育まれたことが証明されており、今年の取り組みが昨年の記録をどれほど上回る結果をもたらすのか、今から本当に楽しみですね。
大津町真木地区全体で見ると、25メートルプール約100杯分にも相当する膨大な量の地下水が保全される計算になるそうで、農業が持つ底知れぬパワーには驚かされるばかりです。
まとめ
熊本県民にとってなくてはならない大切な資源である地下水を、地元企業と地域の農家の方々ががっちりと手を取り合って守り抜いていく、熱意あふれる素晴らしい取り組みをご紹介しました。
私たちが毎日蛇口をひねれば当たり前のように出てくる美味しいお水も、決して偶然の産物ではなく、こうした多くの方々の地道で温かい保全活動によってしっかりと支えられているのですね。
休日の家族の思い出作りから始まり、それが地域の環境保全へと繋がり、最終的には子ども食堂への支援となって社会を巡っていくという、まさにSDGsを体現したような理想的な活動だと感じました。
ツキヌケ熊本編集部は、これからもこのように地域に寄り添い、熊本の未来を明るく照らしてくれる地元企業の素敵なニュースを皆さんへどんどんお届けしていきます。
※本記事の情報は、PR TIMESより提供されたプレスリリースを元にツキヌケ熊本編集部が作成しています。
出典:PR TIMES(NOK株式会社 プレスリリースより)
※ 2026年7月7日現在の情報です。
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