2026/06/25

赤磐「桃茂実苑」の岡山白桃カフェへ!ロス桃活用に注目


赤磐「桃茂実苑」の岡山白桃カフェへ!ロス桃活用に注目

夏を代表する果物といえば、岡山県を思い浮かべる人も多い「岡山白桃」。

透き通るような白い果皮、とろけるような果肉、口いっぱいに広がる上品な甘さは、県内はもちろん全国でも高い人気を誇るブランド果実だ。

そんな岡山白桃が今年も全国の人気カフェで主役を飾る。

東京や大阪、福岡などで店舗を展開する「カフェ&ブックス ビブリオテーク」では、7月1日から岡山県赤磐市の果樹園「桃茂実苑(ともみえん)」の白桃を使った期間限定デザートフェアを開催する。

今年で5年目を迎える恒例企画で、毎年この時期を楽しみにしているリピーターも多いという。

今回登場するのは、白桃を丸ごと使ったパンケーキや、新作のアイスレアチーズ、ベルガモットが香るパフェなど。

旬を迎えた岡山白桃のみずみずしさを生かしたスイーツが並ぶ。

しかし、このニュースで注目したいのは華やかなスイーツだけではない。

その背景には、岡山の桃農家を支え、地域の農業を未来へつなぐ取り組みがある。

今回使われる白桃の多くは、糖度12度以上の最高ランク「ロイヤル」。

品質は申し分ないものの、大きさや形、わずかな傷などが理由で市場では規格外となる桃も積極的に活用されている。

味にはほとんど違いがなくても、市場では販売が難しい桃は少なくない。

そうした果実に新たな価値を与え、生産者と消費者をつなぐ役割を果たしているのが桃茂実苑だ。

岡山県民にとっては身近な存在である白桃も、県外では「一年に一度のご褒美」として楽しみにされる高級フルーツ。

全国の人気カフェで採用され続けることは、岡山ブランドの価値が高く評価されている証ともいえる。

全国で愛される「岡山白桃」。赤磐市が育むブランドの力

赤磐「桃茂実苑」の岡山白桃カフェへ!ロス桃活用に注目

岡山県は全国有数の白桃の産地として知られ、その中でも赤磐市は県内を代表する生産地の一つだ。

岡山白桃の最大の特徴は、美しい乳白色の果皮と、とろけるような果肉。

果汁が豊富で、上品な甘さと香りを楽しめることから、贈答品としても人気が高い。

この美しい白さを生み出しているのが、岡山ならではの「袋掛け栽培」だ。

一玉ずつ袋をかけ、直射日光を避けながら育てることで、色白で繊細な果肉に仕上がる。

病害虫や雨風から果実を守る役割もあり、手間のかかる栽培方法として知られている。

収穫までには摘果や枝の管理、水分調整など多くの作業が必要になる。

暑い夏の農作業は決して楽ではないが、生産者は一玉ずつ状態を見極めながら収穫のタイミングを判断している。

今回フェアで使用される「ロイヤル」は糖度12度以上の高品質な白桃。

甘さだけでなく、果汁や香り、やわらかな食感も魅力だ。

こうした品質の高さから、ビブリオテークでは2022年から5年連続で桃茂実苑の白桃を採用。

全国の利用者からも「毎年楽しみにしている」「夏になると必ず食べる」という声が寄せられているという。

岡山県では白桃は夏になるとスーパーや直売所に並ぶ身近な果物だが、県外では高級フルーツとして扱われることも珍しくない。

だからこそ、全国の人気店で岡山白桃が主役となることは、生産者にとっても地域にとっても大きな意味を持つ。

単に「おいしい桃」というだけではなく、長年培われてきた栽培技術や品質へのこだわりが評価されている証しといえるだろう。

桃のおいしさだけではない。桃茂実苑が取り組む「ロス桃」活用と農家支援

赤磐「桃茂実苑」の岡山白桃カフェへ!ロス桃活用に注目

今回の取り組みで、もう一つ注目したいのが「ロス桃」の活用だ。

白桃は非常に繊細な果物で、栽培にも出荷にも細心の注意が求められる。

ところが、収穫された桃の中には、味や糖度には問題がなくても、大きさや形が少し規格から外れていたり、小さな傷が付いていたりするだけで市場に出回らないものがある。

こうした桃は「規格外」と呼ばれ、多くの場合は通常の流通ルートに乗ることができない。

しかし、見た目だけで評価されるのは、生産者にとっても悔しいことだ。

一玉一玉に手間をかけて育てた桃は、規格外であっても味は変わらず、岡山白桃らしい甘さやみずみずしさを十分に楽しめる。

桃茂実苑では、こうした規格外桃を積極的に買い取り、加工用やスイーツ用として新たな価値を生み出してきた。

今回のデザートフェアでも、その取り組みが生かされている。

「規格外だから安い」という考え方ではなく、「おいしい桃を最後まで無駄なく届ける」という姿勢が、多くの人の共感を集めている理由だろう。

また、桃茂実苑は規格外桃の活用だけでなく、地域の桃農家との連携にも力を入れている。

岡山県内でも農業従事者の高齢化や後継者不足は大きな課題となっている。

特に果樹栽培は一年を通して細かな管理が必要で、収穫時期には人手も欠かせない。

そうした中で、生産者が安心して桃づくりを続けられるよう、規格外桃の販売ルートを確保することは、農家の収入を支える一助にもなっている。

この活動は地域貢献としても評価され、「おかやましんきんSDGsアワード2022」を受賞した。

SDGsという言葉を聞く機会は増えたが、食品ロスの削減や地域農業の維持は、私たちの暮らしにも身近なテーマだ。

普段何気なく食べている一皿のスイーツも、その背景には多くの生産者の努力や工夫がある。

今回のニュースは、そのことを改めて考えるきっかけにもなりそうだ。

岡山ブランドを未来へつなぐ取り組みに期待

今回紹介されたスイーツは東京や大阪、福岡、熊本の店舗限定で販売されるため、岡山県内で味わうことはできない。

それでも、このニュースは岡山にとって十分に価値がある。

県外で岡山白桃の魅力に触れた人が、「今度は産地で食べてみたい」「岡山を訪れてみたい」と感じるきっかけになるかもしれないからだ。

赤磐市をはじめ県内各地では、夏になると直売所や観光農園に多くの人が訪れる。

朝採れの白桃が店頭に並び、贈答用だけでなく、自宅用のお得な商品を探す楽しみもある。

現地で味わう白桃は、収穫から時間が短い分、よりみずみずしさを感じられることも魅力の一つだ。

岡山県民にとっては身近な存在だからこそ、その価値を見過ごしてしまうこともある。

しかし、全国の人気カフェが5年にわたって採用を続ける事実は、岡山白桃が全国トップクラスのブランドとして認められていることを物語っている。

生産者が丁寧に育てた桃が、多くの人を笑顔にし、そのおいしさが岡山という地域への関心につながっていく。

そんな循環が生まれていることは、地域にとってもうれしいニュースだ。

今年も旬を迎える岡山白桃。

県外でスイーツとして味わう人も、県内で旬の果実を楽しむ人も、その一玉の背景には、生産者の技術や努力、そして地域の未来につながる取り組みがあることを知ると、いつもの白桃が少し違って見えてくるかもしれない。

※本記事の情報は、PR TIMESより提供されたプレスリリースを元にツキヌケ岡山編集部が作成しています。

出典:PR TIMES(有限会社コンテンポラリープランニングセンター プレスリリースより)

2026年6月25日現在の情報です。

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